鉛筆画教室講師 | 枝川真理 ご挨拶・プロフィール原田の森ギャラリーにて鉛筆画教室開講中 枝川真理1987年兵庫県神戸市生まれ 鉛筆画への情熱と、歳月をかけた探求の軌跡。 私が鉛筆を初めて手にしたのは、幼い頃のことでした。そして18歳の時、鉛筆画という表現の世界を知り、そこから18年間、ひたすら研究と経験を積み重ねてきました。その時間は、30,000時間以上にも及びます。この間、書き溜めた研究メモは膨大な量になり、まさに私の鉛筆画人生の軌跡を物語る宝物です。鉛筆画講師として教鞭を執る傍ら、数多くのご依頼をいただき、3,000点以上の作品を描かせていただきました。現在、兵庫県立美術館 原田の森ギャラリーにて開講中の鉛筆画教室では、私が長年温存してきた、門外不出とも言える細密鉛筆画の技法を、間近でご覧いただき、直接指導させていただいています。 どこへ行くにもカバンの中にはお菓子と鉛筆とスケッチブックこの3つさえあれば、ご機嫌でした。幼い頃、初めて鉛筆を握った時の、あのわくわくするような感覚は今でも鮮明に覚えています。それが今でも続いているのだと思います。 8歳で初展覧会を開き、多くの方にご覧頂きました。この時に使った額は、今でも使っています こんなに短くなるまで使います。そして最後に日付を書いて保存しています。 そして19歳の時、画材メーカー・ホルべイン社様のご好意によりスイスで有名なカランダッシュ社様へ作品をご紹介下さいました。その時に頂いたお返事を翻訳までして頂きご報告して下さいました。カランダッシュ社の5人いる化学者の1人E氏からの返事です。「非常に素晴らしい素晴らしいどころかまさに驚異的だ!」嬉しいお言葉が、ますます私の糧となりました。 初めて19歳で全国公募丹波市展に応募させていただき入選する事ができました。小磯良平公募展などへ出店される方が多いと後で聞き、驚いた思い出があります。丹波市立植野記念美術館にて延べ3,000人以上の方に、ご覧頂きました。私にとって、とても貴重な経験となりました。 三菱鉛筆株式会社三菱鉛筆uni 私の描く鉛筆画に、欠かすことのできない存在、それが三菱鉛筆uniです。様々な鉛筆を試し、迷い、探し求めたどり着いたのは、uniという名の至高の逸品。紙の上を滑るように走る滑らかな芯、そして、どこまでも深く、美しい黒。uniは、私の描きたいものを、寸分違わず表現してくれます。「原点~The starting point~」。この作品には、私の原点が詰まっています。描くことの喜び、表現することの衝動、そして、いつも私を支えてくれるuniへの感謝。一本の鉛筆から生まれる無限の可能性、その原点を描きました。この作品が、三菱鉛筆株式会社に所蔵されていることは、私にとって大きな誇りです。 2015年 三菱鉛筆株式会社の外国での展示会三菱鉛筆株式会社に所蔵されている私の作品も展示していただきました マルマンの定番「図案スケッチブック」の60周年を記念同じく60周年記念を迎える三菱鉛筆uniとのコラボレーション商品を2018年5月より限定販売されました表紙の次ページに作品が印刷されています 皆様に応援していただき感謝しております益々技術の向上を目指し、描き続けます